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カルチャー・クリニック

第1回

フットサルって、何?
文=坂井裕之(ワセダウィルウィン代表)




 

「FUTSAL」って何?

最近、「FUTSAL(以下フットサル)」をする人が増えている、と言われる。流行っているとも、言われる。現実に部活動などでのサッカー経験のない筆者も、アルバイト先の会社のチームで、いつの間にか誘われ試合に出るようになった。そして知るに連れて大会、イベントの多いことにも驚かされる。しかし、これで流行っている、と一概に言うのはどうか。それでは今「流行っている」と言われる「スターバックス」、「ユニクロ」。これらの名前と「フットサル」、どちらが有名かと言ったら、答えは明白、前者であろうと筆者は感じる。一フットサルをする人間として、今回のイベントに際してまずは、フットサルとは何か? というところから始めていこうと思う。

やって奥深く、見て楽しい

フットサルは、サッカーによく似た5人制の競技。人数が少ないために、サッカーに比べると仲間の間などでプレーがしやすい。最近では企業の中で、また大学のサークルでなど、いろいろな出自のチームが誕生している。筆者は昨年、「サラリーマン・リーグ」なるものに出場した。参加チームの多さと、何よりそのようなリーグ、大会が存在することにまずは驚いた。

そのようなこともあり、フットサルはサッカーのミニチュア版ととらえられがちだが、実際はまったく違う。

まずプレーする側になると、5人が休む暇なく動き回るので、非常にハードな競技だ。体力の使い方はバスケットボールに似ているかもしれない。身に付けなければならない技術も、サッカーのようにポジションごとの役割が大きく分かれていないので、攻守両方の技術を5人全員が身に付ける必要がある。

 

フットサルのイメージ
フットサルはとても奥が深い競技だ(写真はイメージです)


また見る側に回ってみよう。フットサルはコートが狭いため、ボールの扱い方や精度の高いパスなど、高い個人技が必要となる。そのため攻守の切り替えが早く、スピーディーでスリリングな展開を楽しむことができる。またちょっとしたトラップミスが、コートの狭さゆえ即相手の得点機につながるなど、高く正確な技術が要求されプレーヤーにも、一つひとつのプレーから目の離せない見る側にとっても、サッカーファンを釘付けにする競技だ。

「FUTSAL」は、1993年製

フットサルとう名前を聞いたのが最近だ、という人も多いだろう。以前は「ミニサッカー」、「サロンフットボール」、「5人制室内サッカー」などという名前で呼ばれていた。そのように名前すらバラバラであったが、1993年にFIFAが呼称を「FUTSAL(フットサル)」に統一。「FUTSAL」の語源は、ポルトガル語の「FUTBOL(フットボール、サッカー)」と「SALAO(室内)」を組み合わせてできた言葉なのだ。

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