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2004/10/16 [競走部]

箱根駅伝予選会を堂々1位通過。2005年正月の箱根駅伝本選出場を勝ち取った。

 
 
 
   

 昭和記念公園みんなの広場のゴール地点、走り終わった大方の選手の表情は総じて晴れやかであった。それもそのはず、例年以上の激戦が予想された箱根駅伝予選会で早稲田は2位の大東文化大学に1分27秒の大差をつけ堂々の1位通過、これで2005年正月の早稲田の箱根駅伝本選への出場が決定したのだ。夏前の関東・全日本インカレでの奮わない結果、全日本駅伝予選会での参加校20校中12位という惨敗。層が薄いと言われ続けてきた。だが実力のある選手でさえ思うように走ることができない、結果が出せない。「チーム全体がちぐはぐだった」と岡部祐介(人4)は振り返る。しかし「四年が変わらなければ、(チームも)変わらない。何かあれば集まって何度も話し合った」という篠浦辰徳(人4)、そして夏の走りこみやチーム全体の底上げが、確実に自信につながっていった。

 各校の緊張感がぶつかり合ったスタート直後から、流通経済大のダビリや山梨学院大のモカンバら留学生選手が飛び出し、そこから離れて日本人選手の集団が続くという予想された展開。日本人選手の集団を早大の篠浦や中央学院大の中東亨介らが引っ張るという形で進んでいく。大きな動きが見えたのは10キロ付近、日本人選手の集団から専修大の座間マボロベネディックが飛び出し5キロ過ぎから先頭と後方に分かれていた集団も大きくばらけはじめた。レース中常に安定して集団を引っ張っていた篠浦はそのままチーム内1位、個人総合8位でゴールした。抜群の安定感を見せつけた篠浦であるが、実はレース中なかなか調子が上がらなかったという。「目標は59分台だったのであまり満足していない。スタミナ的なものは問題なかったが、動きの方が良くなかったようで前半すでに足にきていた。逆に後半の方が気持ち良く走れた感じだった」。

 篠浦に続いたのが原英嗣(人3)と高岡弘(人3)。原は「14キロで先頭から離れてしまった、だがここ(14キロ)で離れると、(本選での)勝負どころで離れる訳だからもっと力をつけなければならない」と厳しいコメント。しかし大学入学後初めて満足できる試合ができたという。「とにかく自信がなかったから、これで(走れるという)自信がついた。篠浦さんと同じ練習をやっている訳だから、今まで通り練習を大切にやっていきたい。あと気持ちをしっかり!」。一方総合20位でゴールした高岡は、夏は特に筋力を上げて安定して走れることを目標にしてやってきた。それだけに「目標の最低ラインの走りだったので、もう少し上にいければ良かったと思う」と最後の5キロでやや失速したことが残念な気持ちを語った。

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(TEXT=近藤優美子、PHOTO=近藤優美子、斉藤美穂)
 


 
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