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2008/3/17 [卓球部]

東京卓球選手権、男子単で塩野が準優勝

 
 

 主将の雄叫びが3 度、場内に響いた。

  3月12日より東京体育館にて行われた第60回東京卓球選手権で、最終日の16日に男子シングルスで主将・塩野真人(スポ3)が準優勝、4年間に渡りワセダを支え続けた久保田隆三(社学4)のベスト8入りが決まった。

 7回戦で森田(日産自動車)に4-1で勝利した塩野は、準々決勝で王(青森山田高校)と対戦。王の長身から出される強打を冷静に切って返し、ミスを誘って得点を重ね、12-10、11-6、11-5と3セットを連取する。第4セットでは王が7ポイントを連取し9-11で敗れるも、続く第5セットの6ポイント連取で応じ12-10。ゲームポイント4-1で勝利。

 準決勝では大矢(青森大)との対戦。塩野のプレーは大きな安定感がある。且つ、機を見てのアグレッシブさを併せ持つ。相手の強打も丁寧にカットで返し、甘い球を見逃さずに前へ出てスマッシュを決める。試合は完全に塩野のリズムで進んでいた。11-6、11-5、11-7と順調にセットを連取し、最終セットも強打を右コースに何度も決めての11-7。4-0で試合を制した。

  そして迎えた張(東京アート)との決勝の場での一騎打ち。第1セットは2-11で敗れ、第2セットでは8-3から張の9ポイント連取で追いつかれ8-11となる。しかし、塩野はリズムを崩してはいなかった。ドライブを粘り強くカットで受け、長短のボールもフットワークで確実にさばく。第3セットを11-0で物にした。風向きが変わり、第4セットも11-7で勝利。主将の強気なプレーにベンチが湧き、自身からも両手での大きなガッツポーズが出た。しかし、第5セットでは塩野のボールが相手コートに入らない。3-11でゲームポイント2-3となる。第6セットでは塩野が三球目攻撃を決めるなどするが、張も一歩も譲らない。デュースとなるが、最後は塩野ボールが相手コートを飛び越え、10-12で敗れた。頭を抱え天を仰いだ塩野だったが、その顔は晴れやかに笑っていた。

   エースであった4年生の卒業を迎えるも、ワセダの選手層はまだまだ厚い。新入生を迎えての春のリーグ戦を楽しみにしたい。

   ※各ゲーム11点先取の7ゲーム制(4ゲーム先取)

関連URL
卓球部、稲門卓球会ホームページ

(TEXT、PHOTO=田辺里奈)
 


 
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