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2013/04/09 [競走部]

惜しくも6連覇ならず
第46回東京六大学対校陸上競技大会 


 4月7日、国立競技場にて第46回東京六大学対校陸上競技大会が行われた。この大会6年連続の総合優勝を目指していた早稲田であったが、今年は各種目で確実に得点を重ねた法政に連覇を阻まれ総合2位という結果に終わった。

100mに出場したのは北村拓也(スポ2)と橋元晃志(スポ1)。予選を危なげなく通過し、迎えた決勝。両者は昨年この種目を制した慶大・山縣亮太にくらいつこうとするも一歩及ばず。北村が3位、ルーキーの橋元は4位という結果に終わった。
110mHに出場したのは早川恭平(スポ4)、竹吉大記(スポ1)。強風の中のレースだったが両者とも予選を通過し、そろって決勝へ。今季主将を任された早川は、惜しくも優勝には届かなかったものの主将らしく気迫のこもった走りを見せ2位でフィニッシュ。1年生ながら竹吉も6位入賞を果たした。
400mには野澤啓佑(スポ4)、永野佑一(スポ3)が出場。ともに予選を1着で通過し、決勝進出を果たした。迎えた決勝、野澤はラストのホームストレートで法政・猪口悠太と競り合う展開に。両者ほぼ同時にフィニッシュしたがゴール後判定が行われ、見事野澤の勝利。永野は6位入賞という結果に終わった。

中長距離は明暗が分かれる結果となった。
800mでは吉田貴洋(スポ2)と池山謙太(スポ2)が出場した。強風が吹き荒れる中でのレースとなったため、序盤は集団の後方につけて様子をうかがう慎重なレース運びに徹した早稲田勢。レースが動き始めたのはラスト1周の鐘が鳴った後だった。先頭が徐々にペースを上げる中、うまく対応したのは吉田。先頭につき、600mを過ぎたあたりで抜け出し、後続を振り切ってフィニッシュ。1分56秒40で制した。戦略勝ちともいえる圧巻のレース展開であった。また、池山もレースが動いてから粘りの走りで4位入賞を収めた。
1500mでは高田康暉(スポ2)と浅川倖生(スポ1)が出場。高田はスタート時に出遅れ、後方からスタートするも意地の走りを見せ3分59秒83の5位でゴールした。浅川は序盤のルーキーらしい積極性が光ったが失速して8位となった。
5000mでは去年も出場した山本修平(スポ3)とルーキーながら5000m13分代の記録を持つ平和真(スポ1)が登場した。5000mは箱根を目指す各校のエース級が揃う負けられない戦いになった。スタート後、1000m2分53、2000m2分59とスローペースでレースが進む。しかしやはり力の差からか2400mを過ぎたあたりで早くも今年度箱根出場校の早稲田、法政、明治の6人で争う展開に。これが続いていくのかと思った矢先、法政の「山男」として知られる関口頌悟に3300mを過ぎてロングスパートを見事に決められてしまう。そして全く対応できずにそのままゴール。山本は先頭から遅れること14秒の14分35秒27の4位、平は14分37秒91の6位だった。
また、3000mSCには相原将仁と鈴木洋平が出場し、4位、6位だった。各種目で入賞者を出し、手堅くまとめたがさらなる高みを目指した走りを期待したい。

フィールド種目はやはり最優秀選手にも輝いたディーン元気(スポ4)の活躍が光った。強風により中止が相次ぎ、やり投げのみでの出場となった。ディーンはこの日も絶好調。大きな動きから繰り出されるスローは会場をあっと言わせた。今シーズン世界陸上も控えており、この大会はまだまだ調整段階であろうにもかかわらず、2回目に投げたやりは大きな弧を描いて80mを超えていく。これは80m15の文句なしの大会新記録。記録が出ると本人もガッツポーズ。この段階での満足のいく投擲ができたようだ。この投擲で優勝を決めた。そしてこの男も忘れてはならない。林風汰である。今大会には対校種目としては走幅跳、走高跳、三段跳、4×100mリレーの4種目でエントリー。強風により走高跳は中止になったものの、会場中を走り回った姿は早稲田の「立役者」といっても過言ではない。もちろん、走幅跳は7m25で2位と結果も残している。

リレーは早稲田の力を感じさせられる内容だった。
4×100mRは北村拓也、林風汰、橋元晃志、永沼賢治(スポ2)のオーダーで挑んだ。アンカー永沼まで勝負が分からないという混戦であったが、永沼が意地をみせ見事1着でフィニッシュ。昨シーズン主力として活躍していた九鬼巧(スポ3)、竹下裕希(スポ3)らを欠いた中での優勝。早稲田のリレーの層の厚さを感じさせるレースであった。    
4×400mRではルーキー愛敬彰太郎(スポ1)がスタートを任された。愛敬はトップで2走の永野佑一につなぎ、続いた永野もそのままトップを守りきり3走の木村賢太(スポ2)へ。木村は順位を一つ落としてしまうもトップの明治とはほぼ差が無い状態でアンカー野澤啓佑につなぐ。勝利の行末を託された野澤は一時前を行く明治につき離されたかのように見えたがラストのホームストレートで一気に追い詰め、逆転。見事1着でゴールしこの日最後の種目を早稲田の優勝で締めくくった。

強風で中止も予想されていた今大会。実際にフィールド競技で走高跳、円盤投、棒高跳が風の影響により中止となるほどのコンディション。絶え間なく風が吹き荒れた。そんな中挑んだ選手たちの結果は様々。これから始まるトラックシーズン、来月に控える関東インカレでは、強い早稲田の本領発揮を期待したいところだ。


関連URL
早稲田大学競走部公式サイト

(TEXT=関谷公子、西村侑美)
 


 
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