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早稲田スポーツ探訪

部活動、或いはサークル活動などで、早稲田の学生は様々なスポーツと日々親しんでいます。自分以外の人が、早稲田でどんなスポーツライフを送っているか、意外に知らない人が多いのではないでしょうか。体育各部の活動を中心に、早大生のスポーツ事情をコラム形式でお伝えします。

2008/11/22更新  第68回

放課後は競技場へ行こう〜アイスホッケー編〜

指導02スピード感、激しい当たり。
氷上の格闘技とはよく言ったものだ。

指導02 フェイスオフ時の真剣な表情。

 先日、野球部が2季ぶりVを達成した。神宮へ応援に駆けつけた方は多いのではないか。しかし、早稲田には全部で43の部活がある。皆さんは今まで、いくつの部の試合を観戦したことがあるだろうか。いつ、どこで、どうやって観れるのかがよく分からない!というのも現状だろう。今回は、スケート部ホッケー部門の選手たちが戦う関東大学アイスホッケーリーグ戦を紹介する。

 高田馬場から西武新宿線で約20分、東伏見駅の目の前にダイドードリンコアイスアリーナがドッシリと構えている。駅から徒歩20秒といったところか。チケット代は大人千円。学生のリーグ戦の入場料金は無料〜千円程度なので、少しお高めか。しかし日によっては1日に3〜4試合が行われるので、実は結構お得だ。

 ズッシリと重い扉を開けると、白い決闘場が姿を表す。観客もぼちぼち。しかしまぁ…寒い。目の前にぶ厚い氷があるのだから当たり前なのだが、不覚にも薄着で来てしまった身には堪える温度だ。”アイホ”観戦の合言葉は「重装備」でお願いしたい。近くで観客のおじ様が、隣のコンビニで買ったと思われるおでんを食べていた。…正解!立ち上る湯気は私の目玉を捉えて離さなかった。

 しかし、ひとたび試合が始まると冷気など消え去る。アイスホッケーは、GKを含めた6人のチームによる20分×3ピリオドの戦いだ。センターラインでのフェイスオフ直後、小さな硬質ゴム製のパックが飛び交うのだが…かなり激しい。選手たちが豪快にチェックをし合い、フェンスを囲う強化ガラスに激突。審判のお咎めが出そうだが、そこで上がるのはベンチの歓声だけ。転んだ選手も何事もなかったかのように立ち上がり、パックを奪った選手の猛追に入る。氷上という不安定な場所での体当たり合戦、というアンバランスさが観る者の興奮を掻き立てる。

 そして、展開の速さだ。初観戦の時、おすすめはWikipediaでルールを調べプリントしたものをチラチラ見ることなのだが、この競技に限ってはそんなスキは与えられない。敵陣にあるパックが3秒後には自陣GKの目の前に、なんてこともザラだ。最高にカッコ良いのが、上下左右にパスが決まる瞬間。「カチッ」とチーム内の歯車が合うような感覚で、そこからどう相手をこじ開け1点に向かって動き出すのか?とワクワクさせる。ちなみに結果は2-1で早稲田が勝利。

 この日観客席は、入場パスを首に掛けた関係者で殆ど埋められていた。他の競技の会場でも、同じ光景をよく目にする。「もっと学生にも来てもらいたい」と漏らす選手もいた。早稲田ほど高レベルのパフォーマンスを見せる部活が集結している大学は他にないと思う。ホッケー部門の場合、中西翔一(社4)主将は来年からプロチームでプレーする予定だ。舞台を更に拡げて活躍する人を身近に見られるのは、かなりラッキーなことだ。何より同じ学生である選手たちが勝ち負けに笑い泣く姿に、熱いものを感じずにはいられない。新入生には早稲田への愛に目覚めるきっかけとして、2年生にはありふれた日常へのカンフル剤に、3年生には就活の息抜きに、そして4年生には最後の思い出作りに、早稲田のスポーツを酷使して欲しい。43の部活のうち少なくともどれか1つは、必ず貴方を満たしてくれるだろう。
 ちなみに残るアイスホッケーリーグ戦は、11月23日の17時〜、東伏見にて東洋大との優勝を掛けた一戦だ。4限終わりに足を運び、試合後は勝利の美酒に酔いしれてみてはいかがだろうか。

関連URL
スケート部ホッケー部門HP
★競技スポーツセンターHP (多くの部活の1ヶ月の試合予定が見られます!)

(TEXT=田辺里奈、PHOTO=神崎風子)
 


 
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